実務者研修 正式名称
「実務者研修とはどのような内容なのか」
実務者研修の正式名称は介護福祉士実務者研修という名称が一般的で、他にも介護職員実務者研修や介護実務者研修といった呼び方がありますがどの名称でも通用するものなのでこれらの名称で覚えても特に問題はありません。
実務者研修では主に450時間にも及ぶ講習を中心に行っており、また講習以外に実技研修も同時に行っているので初任者研修以上の経験を積むことが出来るでしょう。
「実務者研修を受ける上でのメリット」
国家資格の一つである介護福祉士資格を得る為には初任者研修資格を初めとした基本的な介護資格を得る必要があり、実務者研修資格はその内の一つに入ります。
実務者研修資格を持っていれば介護資格試験における実技試験が免除されるメリットが存在するので介護福祉士資格を入手したい方は予め実務者資格を入手しておくと良いです。
他にも実務者研修を修了した方にはサービス提供責任者の仕事に就くことが出来ます。
サービス提供責任者とは介護施設等を自営するのに必要な資格の一つであり、この資格を持っているだけで自分から介護の仕事を運営する事が可能です。
「実務者研修資格を取得するには」
実務者研修を受ける為には特に受講資格等は必要ありませんが、スクールによっては実務経験がある事やヘルパー二級及び初任者研修等を修了している事が条件とした場所もあるので受講資格項目に関しては前もって調べておく必要があります。
また研修時間は450時間程で期間は約半年分の期間を必要としている為、時間に余裕がある方に限り受講する事をお勧めします。
但し予めヘルパー二級資格や初任者研修資格を持っている方であればその限りではなく、更に130時間分の研修時間が免除されるので予定よりも早く研修を終える事が可能です。
また時間が免除される分費用も削減されるので出来るだけ費用を節約したい方は前もって初任者研修等の資格を入手しておいて下さい。