実務者研修 医療的ケア 演習
「医療的ケアに代表される演習項目はしっかり受けておきます」
国家資格の一つである介護福祉士資格は無資格の方でも取得出来ますが、専門学生以外の方が受けるとハードルが高くなってしまう為、最初は初任者研修を経てそこからさらに実務者研修を受けておいた方が良いです。
特に実務者研修では医療的ケアや介護過程による実務訓練項目が用意されているのが特徴で、この訓練は他の研修ではまず受ける事が出来ないので是非受けてほしい研修であると言えます。
また無事に実務者研修資格を取得できるようになればサービス提供責任者という資格を入手する事が出来、この資格を持っていれば様々なタイプの介護施設において働きやすくなるので将来介護施設等で働きたい方にもお勧めです。
「医療的ケアや講習とは実際にどのような事を行うのか」
医療的ケアは基本的な介護方法である痰の吸引方法や経管栄養療法を教える演習となっており、この講習を受けることにより自宅での介護を行えます。
演習を行う場所はスクール側が用意した会場や実際の介護施設を利用して演習を行うので通信講座で講習を始めるつもりでいる方には、直接会場まで足を運ぶ必要がある点に注意です。
「医療的ケアの厚生労働省カリキュラムについて」
医療的ケアのカリキュラムについては厚生労働省によって定められた科目を履修して勉強し続ける必要がありますから、この点について理解しておいて下さい。
基本となるカリキュラムは人間の尊厳と自立・社会の理解Ⅰ・介護の基本Ⅰといったもので、それぞれ定められた時間の分勉強し続ける必要があります。
その他にも介護過程Ⅲがスクーリングで45時間勉強する事になりますから、何時でも施設に通い続けられるようにします。
スクーリングでは汚れても構わない服装にすることが求められるので、黒色や茶色といった色で尚且つ動きやすい服装にしなくてはいけません。
夏場は半袖短パンといった服装にすることで蒸れにくくなり、関節部が動きやすく出来るので好相性です。