実務者研修とは
実務者研修とはどのような資格なのか
実務者研修は平成24年度に創設された資格のことであり、ヘルパー2級と呼ばれた初任者研修と同じく基本的なものだと言えます。
平成27年度の介護福祉国家試験の受験要件に実務経験3年と半年の実務者研修の受講が義務付けられるようになり、ステップアップしてよりレベルの高い職場で働くつもりでいる時はこうした資格を取得しなくてはいけません。
また平成24年度以降に実務者研修を受講しつつ取得出来た方に限り実技試験が免除されるので、テストの難易度が低くなります。
一般的な実務者研修の資格取得法について
実務者研修の資格を取得したいと考えている時は、専門の講座に参加してそこから勉強を始めるのが基本となります。
専門の講座では安い料金で基礎的な知識から応用まで全てを教えてくれますし、同時に試験対策も指導するのでテストが苦手な方でも問題はありません。
勉強の流れは自宅学習とスクーリングが基本となっており与えられた課題を毎日きちんとこなし、その後で専門校に通い提出を行った上で講師陣の指導を受けることになります。
無事全てのカリキュラムをこなした後は試験を受けるようにし、合格することで資格取得が出来ます。
試験に受かり資格を取得出来た時はそのまま就職活動を始められるようになり、講座を作った会社によっては転職などの支援を行っている為、こうしたサポートを受けることでスムーズに新しい職に就けるのです。
実務者研修の平均費用について
実務者研修の講座を受ける際に必要となる費用の平均額は9万円前後となり、この料金を目安に良い所を探しましょう。
近年では無駄な要素を排除して徹底したコストカットを行っている講座も増えており、そのような所は7万円程度で参加出来るので、負担を抑えるつもりでいる時はこうした所を利用するのが良いです。
中には独自の割引制度を行っているスクールもありますので、このような所を探して契約を結ぶといった流れは珍しくなくなりました。