実務者研修 初任者研修
実務者研修と初任者研修の両方を取得するつもりでいる時は
実務者研修と初任者研修の資格をまとめて両方取得するようにし、介護関連の仕事を始めるつもりでいる時はセットで学べる講座を利用しましょう。
セットの講座では基本的な知識を教える初任者研修講座を経てスキルを磨くようにしつつ、その次に応用編でもある実務者研修に移行するので、無駄なく必要な技術を学べます。
費用は23万円前後となっており個別で講座に参加するよりも若干安いですから、まとめて利用した方がお得だと言えます。
特に実務者研修の資格を取得出来るのは大きな利点であり、こちらの資格は平成27年から介護福祉士の受験に必要となる為、予め取得することで何時でも就職活動を始められるのです。
その他にも先に初任者研修の講座を終えることで実務者研修の自宅学習科目が19科目中9科目も免除されるので、短い時間の間で勉強を済ませられます。
一般的な勉強方法について
各講座での一般的な勉強方法は自宅学習とスクーリングとなっており、与えられたテキストを使ってカリキュラム通りに学びます。
自宅学習では決められた回数分課題をこなし提出することが求められますし、通学学習では実技を通してスキルを身に付ける為、実際に体を動かして経験を積めるのです。
初任者研修は約1ヶ月間の勉強で修了することになり、その後ですぐ実務者研修の口座に移行します。
実務者研修の講座では介護過程Ⅲと医療的ケアと呼ばれる科目を通して勉強することになるので、基本的な処置の方法を理解出来ます。
介護過程Ⅲでは利用者の事例を確認した上で最適な支援方法を考えつつ学ぶことを主体としており、医療的ケアは痰の吸引行為や経管栄養といった施設で実践する介助のやり方を実際に行ってスキルを身に付けるのです。
現場に近い環境の中で安全な医療的ケアの方法を学び続けられるようになっていますから、不慮の事故が起きてしまうといった事態に陥ることはないです。